今回は、集中力についてです。
集中できず仕事の生産性が悪く、悩みました。
ただ、もう集中力について悩むことを辞めました。
集中力についての事実を知ったからです。
知らなければ良かったこともありました。
知って楽になりました。
研究によって分かっていることだから、覆すことは難しいです。
結果を受け入れていこうと思えるようになりました。
そんな、集中力について悩み、迷った人間が、記載した知って欲しい結果です。
集中力について悩む人の参考になると思います。
集中力を構成する能力
4つの能力で集中力が、構成されていると考えてください。
さらにスタートと持続を大きく分類すると2つに分かれます。
自己効力感とモチベーション管理力は、スタートに関連します。
自己効力感は、私ならできるという心理状態です。
何をやってもダメだと思っている状態では、ダメという思いが先行して簡単な作業でもダメと思ってしまいます。
苦手科目の勉強、初案件の作業のような難しい作業をやる場合は、どうしてもやる気が落ちてしまいます。
難しい作業でもやる気を出してスタートするために、モチベーション管理力が必要になります。
モチベーション管理力は、嫌な作業だとしてもやる気を出すためです。
注意力の持続力とセルフコントロール力は、持続に関連します。
ゲームの誘惑に負けず、作業のみに意識を向け続けるためです。
注意力の持続力は、注意力の持続です。
セルフコントロール力は、自己を律する力です
集中力は、4つのもので構成されています。
集中力を上げたいと考えた場合、4つの能力を上げることになる可能性が高いです。
注意力は20分が限界
4つの能力のうちの1つである、注意力の限界は成人で平均20分です。
20分後には、注意力が切れています。
作業に意識を向けていた状態が、20分後には切れて別のことに注意がいっています。
お菓子やスマホのように別のことに注意が向いています。
また、この時間を延ばすことは難しいようです。
20分後には、一息つきたいと思うような場面が来ていると考えてください。
集中したモードは、20分後に切れやすい状態です。
遺伝で50%が決まる
とある分析により、仕事への意欲や集中力は生まれつきの性格で約50%説明ができるという結果がでました。
集中力は遺伝で50%が決まるということです。
反面、残りの50%は遺伝で決まっていないため、本人の努力で修正が効く範囲です、
集中力を上げることで得られる最大のメリットは、生産性の向上です。
余計なことを考えず、目の前の作業にのみ集中することで、生産性は向上します。
生産性が向上すれば、やるべきことが早く終わり自由な時間も増える可能性もあります。
研究では、集中力が高く、生産性の高い人には共通点があったということです。
集中力を上げるために行うことは、遺伝では決まっていない残りの50%の部分になります。
難易度を疑う
集中力がないという原因に、難易度も関係しています。
1番集中力があった難易度は、ちょっと頑張ればできるレベルでした。
難しいタスク、ちょっと頑張ればできるタスク、簡単なタスクの3つのグループに分けて行われた実験がありました。
集中力のレベルを計測すると、1番集中力のあったのはちょっと頑張ればできるタスクでした。
2番目が難しいタスクで、最下位が簡単なタスクでした。
これは、脳の報酬を受ける機能が影響しています。
- 簡単なタスク:報酬をいつもでも得られるから放置する
- 難しいタスク:報酬を得られそうにないから放置する
集中できないとなった場合、能力に対して難易度が適切ではないという可能性もあります。
一度、難易度を疑ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
集中力に関する内容です。
集中力について知っておくと生産性の向上へ役に立つかもしれません。
悩んでいる気持ちの整理につながり、楽になるかもしれません。
知りたくなった内容があるかもしれませんが、ご容赦ください。
何か皆様の参考になれば幸いです。
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