【続報】楽天モバイルの地味な値上げ

生活改善

楽天モバイルの地味な値上げについての紹介です。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」が、発表されました。

1GB以下の0円(無料)の廃止です。

Rakuten UN-LIMIT VII」0GB~3GBまでは、一律980円(税込1,078円)となります。

0円(無料)の廃止の内容が強すぎたため、地味な値上げはそれほど注目されませんでした。

今回は、地味な値上げについて記載します。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」をより知ることができ、今後の楽天モバイルを継続、解約することの参考になります。

皆様の参考になれば、幸いです。

地味な値上げ

パートナー回線エリア(国内)のデータチャージ金額の値上げです。

7月1日から1GBの追加容量価格が、550円(税込)から660円(税込)へ変更となります。

110円の値上げです。

追加容量現在7月1日以降
1GB550円(税込)660円(税込)
2GB1,100円(税込)1,320円(税込)
3GB1,650円(税込)1,980円(税込)
4GB2,200円(税込)2,640円(税込)
5GB2,750円(税込)3,300円(税込)

パートナー回線エリア(国内)で使用可能なデータ容量を1GB増やすために、支払う値段が660円(税込)となります。

1GBあたり660円(税込)です。

最大5GBまで増やすと、3,300円(税込)を支払うことになります。

楽天回線エリアならデータ無制限

100GBや200GB以上の無制限で使用しても、料金は2,980円(税込3,278円)です。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」になっても、無制限の料金は変わりません。

データ量が20GBを超える人にとっては、コストパフォーマンス抜群です。

ただし、これは正しくは、下記のような前提があります。

前提
  • 楽天回線エリア

データ無制限で使用するためには、楽天モバイルの電波を掴む必要があります。

データ無制限は、正しくは楽天回線エリアであれば、データ無制限で使用しても料金は2,980円(税込3,278円)という意味です。

パートナ回線エリア

楽天モバイルの電波は、プラチナバンドではありません。

電波の性質上、楽天モバイルの電波を掴むことができず、圏外となってしまう場所があります。

人口カバー率96%を達成して2020年当初よりは繋がりやすくなりましたが、未だにau回線からの提供を受けている場所があります。

パートナー回線エリアのことも、意識する必要があります。

パートナー回線
  • データ量は毎月5GBまで使用可能
  • 超過後は最大1Mbpsで使用可能(国内)

パートナー回線エリアで使用可能なデータ量5GBを超過すると、速度が最大で1Mbpsとなります。

超過後、速度制限なしで通信するためには、データ量を購入する必要があります。

地味に値上げされた部分が、パートナー回線でのデータ量を購入するデータチャージの値段です。

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」への変更は、パートナー回線を使用していた人へも影響します。

20GBを超えて使う人へは影響なし

楽天モバイルの強みは、データ量に基づくコストパフォーマンスです。

変更前は、1GB以下であれば0円(無料)と無制限での2,980円(税込3,278円)の2つのコストパフォーマンスが、最高でした。

新料金プランからは、1GB以下0円(無料)が廃止のため、無制限での2,980円(税込3,278円)のみとなります。

常時、電波を掴むことができれば、固定回線としても利用できます。

楽天回線エリアで20GBを超えて使用する人であれば、パートナー回線エリアの追加データ量の値上げも関係ありません。

各社の動向

楽天モバイルの新料金プランを発表してから、各社が行動を起こしています。

楽天モバイルからの解約者を狙っての対応です。

povo2.0
  • 対応端末にRakuten BIG sとRakuten Hand 5Gが追加
  • 楽天モバイルの0円(無料)廃止の発表後、申し込みが通常時の約2.5倍
LINEMO
  • ポイント還元により、ミニプラン(3GB)990円(税込)が実質無料
  • 契約すると通話オプション「通話準定額」(税込550円/月)が契約から1年後まで無料

対応端末の対応を増やしたり、キャンペーンを実行したりと楽天モバイルからの解約者を誘導しようとしています。

まとめ

新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」の補足を記載しました。

1GB以下の0円(無料)の廃止の印象が大きいため、それほど注目されなかった地味な値上げについての記載です。

値上げの内容は、パートナー回線エリア(国内)のデータチャージ金額の値上げです。

7月1日から1GBの追加容量価格が110円値上げされ、550円(税込)から660円(税込)となります。

楽天の無制限での2,980円(税込3,278円)は、楽天回線エリア内での場合です。

人口カバー率が96%を達成しました。

未だに、パートナー回線(au回線)から提供を受けている場所があります。

パートナー回線では、5GBまでしか利用できません。

5GBを超過すると通信速度が、最大1Mbpsとなります。

パートナー回線で使用可能な追加でのデータ量の購入価格が、110円値上げとなる予定です。

パートナー回線を利用している方にとっても、今回の新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VII」は、影響します。

皆様の参考になれば幸いです。

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