日経平均株価が初めての4万円台、そして、S&P500は2024年に入っての再度の高値更新をしています。
株式相場は好調な状態です。
好調だとしても、レバレッジをかけての短期売買はしていません。
積立NISA、iDeCo、新NISAを活用して投資をしてきました。
基本であるインデックス投資をこれからも続けていきます。
今回はたとえ相場が好調だとしても短期売買をしない理由についてです。
相場の声に耳を傾けるのは相場を予測したいという想いがあります。
悪魔のささやきです。
皆様の参考になれば幸いです。
プロと勝負をする
プロとは有名大学の経済を専攻した金融、経済に精通した人のことです。
東大、京都大学を卒業して金融や経済の世界で働いている人をイメージしてください。
金融や経済知識がプロと比較して劣る一般人が、1日の短時間で何回もプロと勝負します。
偶然プロと勝負して勝てるまたは、同じ結果になる可能性はあります。
毎回毎回となるとほぼ可能性はありません。
Aという企業の株が値がりするという根拠はどこから導いたのか
- 根拠となる情報は他よりもいち早く手に入れたのか
- レバレッジを適用するのに十分な根拠はあるのか
プロと勝負して遜色ないならば今の職にはついていません。
再現性がない
運の要素が強すぎるということです。
誰がやっても同じ結果になる可能性が低いということです。
多くの人が短期売買でイメージするのはデイトレードかと思います。
相場が好調ということは、基本的には株を購入すれば評価額が上がります。
ただ、忘れてはいけないのは明日も同じ方法が通用するかは分かりません。
明日から下げ相場となる可能性はあります。
株で稼いだといっても再現性のある方法とない方法があります。
短期売買は運の要素が強いため、同じ方法が通用するかは不明です。
弱い人間である
人の欲望や感情を制御するということは難しいです。
勝てば味を占め、負ければより負けた分を取り返そうという欲望と感情に流されます。
のめり込み過ぎると依存症となる可能性もあります。
自制心、精神力に頼ることで防ぐことができるのは強い人間だけです。
- 始めようと思って形から入って結局は続かない
- 目標は立てるけど未達成で終わる
- ここ一番で勝負に弱い
短期売買と適切な距離をコントロールできない弱い人間だからこそ、手を出しません。
投資の世界はすべて自己責任
短期売買も投資の世界の一部です。
仮に短期売買での助言を信じて初めて、全財産を失ったとしても誰も手を貸してくれません。
すべては自己責任です。
- 勝ち切れば称賛
- 負ければ見向きもされない
結果さえ伴えば成功です。
助言を信じてもうまくいかず、そして、不平、不満をぶつけてもお金は戻って来ません。
相場へは誰でも参加でき、いつでも退場可能です。
長期・分散・積立投資
再現性がある程度あるインデックス投資となります。
15年から20年の投資期間であれば、不況時に投資を始めたとしてもリターンはプラスになります。
単純に決まった日に積立でインデック投資をするということが手堅いです。
- プロと同じような結果
- 研究により再現性が確認されている
- 感情ではなくシステムや仕組み
短期売買で勝負するのではなく、負けない投資として確実に資産を増やすためのインデック投資です。
まとめ
相場が好調でも短期売買をしない理由についてです。
- プロと勝負をする
- 再現性がない
- 弱い人間である
- すべて自己責任
相場にはプロもいます。
より儲けをだそうと思うとプロと競うことになります。
プロと勝負が可能であれば、今の仕事を辞めて別の仕事につきます。
短期売買で得るものと失うものをすべて考慮して最終的には自己の判断ですべての責任を負います。
短期で勝負をするのではなく、長期・分散・積立投資での負けない投資をするだけで十分だからです。
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