2019年、2020年に世界中に流行した新型コロナをきっかけに、日本でもテレワークが数多く導入されました。
テレワークは働く場所にとらわれないというメリットがあります。
コロナをきっかけとして2020年からテレワークでシステムの作成、テストを行っています。
テレワークを開始してから約3年が経過します。
初めのうちは、テレワークが快適だと考えていました。
最近は、テレワークを不便に感じています。
今回は、テレワークの実情を紹介します。
テレワークは自分にとって向いている、向いていないを判断する材料になります。
さぼれるのではと考える人にとってはテレワークの実情を知ることができます。
テレワークの良いところ
まずは、テレワークの良いところです。
- 通勤が不要
- 身だしなみが不要
- 働く場所が自由
- 作業がない時は楽
通勤が不要なため、満員電車から解放されます。
公共交通機関の遅延に悩まされることはありません。
身だしなみを気にしてスーツを着用する必要もありません。
打ち合わせで顔を映さない場合、身だしなみが不要となります。
だらしない身だしなみ、服装で働くこともできます。
働く場所から解放されるため、自由な場所で作業できます。
通勤を考えて関東近辺に住んでいましたが、地元へ戻り働くことも可能です。
そして良くテレワークがさぼれるとあるのは、作業がない時に該当します。
通勤の場合、作業がなくても何か仕事をしているフリをする必要があります。
自宅の場合はフリをする必要がありません。
お菓子を食べながら作業をしていても問題ありません。
作業がない時はメールの連絡も来ない場合は、何もしてないことが発覚する可能性は低いです。
テレワークの良いところの4選です。
次からテレワークの大変、不便なところです。
自己管理能力
自分を律して、管理する能力です。
多くの場合、テレワークで働く場所は自宅です。
自宅は自信がゆっくり、くつろぐ場所です。
仕事に集中する環境を作れない場合、自宅にはゆっくり、くつろぐための誘惑が、襲ってきます。
誘惑に負けると仕事はできないです。
誘惑に負けない、そもそも誘惑が襲って来る環境を作らないことが必要があります。
ベッドがすぐ真後ろにあるため、誘惑に負け仕事ができずベッドで寝ていました。
その時の進捗状況としては予定の20%から40%です。
さぼると、成果の進捗報告で発覚する可能性が高いです。
うまく誤魔化してもどこかでさぼったつけが露呈します。
仕事のため自分を律して、管理する力が必要です。
無限の残業となる
極端ですが、テレワークでは24時間労働しようと思えば可能です。
作業場所が自宅だからです。
現場へ出勤していればどうしても最終の退勤までには退勤する必要があります。
自宅の場合、最終の退勤はありません。
サービス残業とすれば土日も勤務できます。
PCがあるため、休日に障害が発生した場合、対応することもできます。
現場への休日出勤の場合、休日用の入館証、サインなどが必要になることもあります。
そもそも、休日の現場へは出勤することは不可という場合もあります。
過労死ラインレベルの労働をしようと思えばできます。
現場へ出勤していた時よりも労働時間が増加して、長時間労働が当たり前となることもあります。
初対応の仕事
テレワークだとやり方不明の作業、特に初対応の仕事はきついです。
手順書が存在していれば、内容の通りに進めれば良いのではと感じると思います。
ただし手順書がメンテナンス、更新されていれば記載内容の通りで良いです。
多くの場合、資料である手順書が更新されていません。
そのため、ところどころ同じ画面、結果となるが、微妙に結果が異なっていたり、表示される画面も違っています。
テレワークだと自宅で1人です。
初めての作業で1人で不安の中で作業をします。
ミスに気が付くことができるか、また、失敗して相談相手、上司へ相談の連絡を送ったが向こうもテレワークだと反応がすぐには来ません。
現場へ出勤していれば、とりあえず口頭で相談でき、すぐに見て貰える可能性が高いです。
画面共有という手段もあります。
1人で初めての作業でも自身の経験と能力で対応できる方は、良いです。
始めてで1人、かつ、手順書もメンテナンスがされてない場合、間違ってないのかという不安も発生してリモートだと大変です。
すぐに質問できる環境の方が作業しやすいです。
コミュニケーション、説明力がないときつい
仕事をする上で共通ですが、コミュニケーション、説明力がないとテレワークでも厳しいです。
テレワークの場合、特に文章で伝えることがメインとなります。
文章でのコミュニケーション、説明力がないと進捗の遅れ、認識の相違が発生します。
- 相手から何度も内容確認の連絡が来る
- 想定と違う回答
- 適切に内容が伝わっていない
コミュニケーションで限れば、How(どのように)を問う内容では質問しないという工夫が必要になります。
特にテレワークでは出勤がない分、文章でのコミュニケーション、説明力が必要になります。
まとめ
テレワークには以下のような利点があります。
- 通勤が不要
- 身だしなみが不要
- 働く場所が自由
- 作業がない時は楽
ただ、実際にテレワークで仕事をするようになった現在では、大変、不便なことが多いです。
- 自己管理能力
- 無限の残業となる
- 初対応の仕事
- コミュニケーション、説明力がないときつい
過度にテレワークに期待しないことを勧めます。
皆様の参考になれば幸いです。
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