2024年から新NISAが開始されます。
現行のNISA制度から拡充され非課税保有限度額が1,800万円となりました。
貯金から投資という流れが求められています。
コスト上昇により値上げが進んでいます。
貯金するだけでは、生活を良くすることは難しくなります。
普通預金金利は0.001%です。
100万円を預けると1年後の利息は、10円です。
積立NISA、iDeCoを活用して3年以上の積立投資をしています。
投資、お金の増やし方に関する書籍を10冊以上読み全世界派のインデックス投資家となりました。
新NISAを活用して積立投資をしていく予定です。
ただ、現時点では新NISAの開始1年目は全世界インデックスで様子を見ます。
新NISAで様子見をする理由がわかります。
新機能搭載
新NISAは新機能を搭載した非課税制度です。
内容は以下になります。
新機能の1つとして非課税枠の再利用があります。
非課税枠の再利用はどこまで可能なのかです。
分配金を再投資した場合はどうなるのかなどです。
新NISAはまだ誰も試したことがない機能を搭載した非課税制度です。
新機能は試すことでより詳細に理解できます。
情報の通りになりますが、万が一、新機能がこちらの想定した動きと違うという可能性もあります。
多くの方が試すことにより、新機能についてのより詳細な情報が提供されます。
情報を確認してからでも遅くはありません。
超長期マラソン
新NISAでは保有期限が無制限だからです。
売るという意思決定をしない限りずっと保有可能です。
人生の最後まで投資をすることが可能となりました。
人生100年時代とまで言われています。
新NISAの活用は超長期マラソンのようなものです。
上手く活用することで複利の力を活用して確実に資産を形成することが可能です。
そうは言っても新制度であるため、まずは先頭集団に先を行ってもらい安全性を確かめてもらいます。
無期限であることを考えてまず1年目は、新制度の様子見期間とします。
損をしない投資スタイル
非課税枠を活用しないことも損になるため、全世界(オルカン)で投資を行いながらの様子見です。
オルカンは、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)のことです。
先進国23カ国と新興国24カ国の計47カ国が投資対象国なっていて、株式市場の時価総額のうち85%をカバーしています。
経済成長の勢いのある国の取りこぼしが、ありません。
当然、足を引っ張る国へも投資をしています。
勝ちに行くというよりも、損をしないあるいは負けない投資です。
新NISAは非課税という面では積立NISA、一般NISAと同じです。
全世界のインデックスであれば十分に分散されています。
さらに分散を高めるならば、債券、REITのような資産へも投資した方が良いです。
ただ、さらに分散するかどうかは、好みの問題です。
株という資産であれば、オルカン1つで基本に忠実な分散投資を行うことができます。
基本を忠実に行い、制度を活用しつつも損をしないように投資するスタイルです。
増税の前触れ
新NISAは非課税であるからです。
極端に想定するとこれから投資を始めるすべての人が新NISAだけを活用した場合、税収の面では厳しくなります。
非課税は投資家にとっては嬉しい制度ですが、政府にとっては税収の面では得になりません。
日本は少子高齢化により人口が減少していきます。
これまでと同じ税収を確保することが厳しくなります。
社会保障を維持するための税収は必要です。
予想される対応策としては増税です。
国民の資産形成にとってプラスの制度を用意したので、増税させてくださいというメッセージになるかもしれません。
まとめ
今回は2024年に開始される新NISAについてです。
新機能を搭載しているため、1年目は様子見の投資期間となります。
非課税枠の再利用のような新機能を確認するため、様子見とします。
保有期間が無制限となったことから、実際に使われてからの詳細な情報を元に活用方法を検討します。
ただ、投信をしないとインフレに負けるという損になるため、全世界(オルカン)へ投資しながら様子見をします。
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