藤井聡太八冠の誕生、そして2024年から開始する新NISAにより、将棋と投資がより一層注目されています。
以前と比較して、趣味に将棋と投資としても違和感がなくなってきたと考え、最近は趣味と訊かれれば将棋と投資と言うようにしています。
スマートフォンでソーシャルゲームや読書もしています。
楽しいのですが、将棋と投資を比較するとどこか物足りなさを感じています。
将棋は高校から始め、投資家としても5年が経過しようとしていますが、やっと物足りなさの理由が分かりました。
将棋と投資が知の総合格闘技であるからこそ、他と比較すると物足りなさを感じてしまいます。
皆様の参考になれば幸いです。
総合格闘技(MMA)とは
パンチやキックなどの打撃技から、投げ技、寝技などのあらゆる技を使って勝敗を決する格闘技です。
- Mixed Martial Arts
- 略称はMMA
禁止されていることはありますが、結論としては、総合格闘技とは自由度の高い格闘技です。
投資の前提
長期投資が前提です。
短期で大きな利益を狙う内容ではありません。
景気の浮き沈みはあるものの、ビジネスから売上を拡大して株価が上昇していく投資が前提です。
15年から20年をかけて、最終的に投資金額がプラス評価になっている状態です。
前提だけはご了承ください。
格闘技の要素
リスクを承知で決断して踏み込むことです。
将棋と投資の目的は以下の通りです。
- 将棋:相手の王様を詰ますこと
- 投資:長期的に自分のお金を増やすこと
踏み込んだとしても、必ず成功する訳ではありません。
時には失敗することもあります。
一転突破か総合力で勝負するかといったような戦略を練ることもあります。
企業の強み、弱みを把握して、事業の将来性を考慮して長期的に売上を拡大し続けることが可能かを判断する必要があります。
踏み込むタイミング、投資に値する企業であるかを総合的に判断して、踏み込んでいき勝負をします。
投資では優秀な経営者や企業が金を増やすために働く
知の総合格闘技である将棋との違いは、分散という保険が効くということです。
投資では検討した結果、残った2候補の優秀な経営者や企業へ投資が可能です。
保険の先は優秀な経営者や企業であり、日々、あなたが投資したお金を増やすために事業計画を立案し、実行していきます。
将棋の場合、どれほど優れた候補が残ったとしても選択できるのは1手のみです。
候補Aを選択すると、候補Bは捨てる必要があります。
局面が進んでやはり候補Bが良かったとしても、後には戻れません。
投資では迷ったら分散投資として両方へ投資するということが可能です。
候補Aがダメだったとしても、候補Bが成功すれば片方の失敗をカバーできます。
両方が優秀な経営者や企業、財務状況も優良であれば、両方で成功します。
投資先では日々、あなたのお金を増やすために事業計画の計画、労働が行われています。
まとめ
将棋と投資は知の総合格闘技です。
リスクを承知で決断して踏み込むことです。
- 将棋:相手の王様を詰ますこと
- 投資:長期的に自分のお金を増やすこと
先の展開を予測し、強みや弱みからどのような判断をするのかの勝負となります。
投資は将棋と違い、有力な候補が2件であれば両方へ分散可能です。
そして投資先の優秀な経営者や企業が、日々、あなたのお金を増やすために活動しています。
皆様の参考になれば幸いです。
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