インデックス投資も万能ではない

投資

お金の増やし方の本を読み、勉強したインデックス投資の短所について記載します。

自身もお金を増やすため、投資をしています。

つみたてNISAの上限40万、iDeCoで毎月の掛け金を最大にして、全世界のインデックス投資をしています。

インデックス投資も万能では、ありません。

この記事を読むことで、インデックス投資の短所を知ることができます。

投資を始める人にとっては、インデックス投資の短所を知った上で投資を実践できます。

インデックス投資とは

インデックス投資は、指数に連動する投資方法です。

指数の例
  • 日経平均株価(日経225)
  • TOPIX(東証株価指数)
  • NYダウ
  • S&P500

例のような指数に連動する投資方法です。

TOPIXに連動したインデックス投資をするとします。

TOPIXの価格が上がれば、利益が発生します。

単純にすると、投資後にTOPIXの価格が100円アップすれば、100円の利益となります。

指数に連動する投資方法が、インデックス投資です。

長所

インデックス投資の長所は、大きく2つです。

長所
  1. 分散性の高さ(守備範囲の広さ)
  2. アクティブファンドに勝る成績

インデックス投資は、市場全体へ投資できます。

全世界へ投資できるインデックス投資もあります。

市場全体へ投資できる守備範囲の広さです。

守備範囲が広いゆえに、仮に投資していた1社が倒産したとしても他でカバーできます。

度々、登場している「卵を1つのかごへ入れない」ということです。

インデックス投資は、運用成績も素晴らしいです。

プロ自身が、選び運用するアクティブファンドを超える運用成績をだしています。

過去記事の神様から認められた成績をご覧ください。

短所

インデックス投資にもおおきく2点の短所があります。

2点について記載します。

すぐにはお金は増えない

インデックス投資の長所である市場全体への分散投資ゆえの短所です。

分散性が高いと他の会社、国が、勢いのある会社、国の足を引っ張てしまいます。

全世界の例にすると、日本、イギリスなどの他の先進国が、アメリカの経済成長の足を引っ張ています。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)とeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)でリターンを比較します。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)
1カ月-0.86%-0.81%
3カ月-4.06%-3.64%
6カ月2.36%-0.30%
1年25.93%16.11%
3年19.46%14.94%

S&P500(アメリカ)と全世界のリターンを比べると、全世界方が低いです。

分散性が高いため、他の国が、アメリカの足を引っ張てしまっています。

インデックス投資はゆっくり確実にお金を増やしていくため、すぐにはお金は増えていきません。

市場と運命共同

暴落時には、暴落の影響を最大限に受けます。

突き詰めると、何もできまず、ただ暴落を受け入れるのみです。

インデックス投資は指数と連動して、市場全体へ投資をしています。

市場が下げれば、評価額も減ります。

市場と運命共同です。

インデックス投資において、コロナショック、リーマンショックのような暴落が発生すると、何もできず評価額が減少します。

それでも全世界派のインデックス投資

インデックス投資も万能では、ありません。

短所2点があります。

それでも、全世界派のインデックス投資を続けます。

長所が、短所を超えているからです。

インデックス投資を使うことで、プロ以上の運用成績が得れるからです。

極端に考えると、アマチュアがプロに勝利できるということです。

市場には、プロも居ます。

プロも混じっている中で、投資をするということになります。

プロを出し抜き大きなリターンを得ることができるなら、サラリーマンはやっていません。

インデックス投資ならば、プロと互角以上に勝負することができます。

全世界のインデックス投資が、分散性最大だからです。

市場の未来は、誰にも分かりません。

どの企業が存在し続けるか、さらに国の勢いも正確には分かりません。

アメリカの経済が今後も強いのか、中国、インド、あるいは他の国がアメリカ以上となるかも分かりません。

突き詰めると個人の納得問題です。

個人の納得の問題
  • 国を限定して未来の勢いある国の成長を取りこぼす
  • 足を引っ張る国があり、成長は最大ではないが取りこぼしはまずない

取りこぼしを避けることに納得しました。

インデックスの短所を受け入れて全世界派のインデックス投資を続けます。

まとめ

インデックス投資とは、指数に連動する投資方法です。

指数の例
  • 日経平均株価(日経225)
  • TOPIX(東証株価指数)
  • NYダウ
  • S&P500

指数に連動して、市場全体へ投資可能です。

インデックスの長所は、2点です。

長所
  1. 分散性の高さ(守備範囲の広さ)
  2. アクティブファンドに勝る成績

インデックス投資にもおおきく2点の短所があります。

短所
  1. すぐにはお金は増えない
  2. 市場と運命共同

市場全体への分散投資ゆえに、勢いのない企業、国を投資先へ含んでしまいます。

勢いのある企業、国の足を引っ張てしまい、すぐにはお金が増えません。

インデックス投資は指数と連動して、市場全体へ投資をしています。

市場が下げれば、評価額も減ります。

暴落時には、ただただ無抵抗で暴落の影響を受けます。

インデックス投資の短所を理解した上で、全世界派のインデックス投資を続けます。

インデックス投資を使うことでプロ以上の運用成績が得れ、プロと互角以上に勝負することができます。

市場の未来は、誰にも分かりません。

国を限定すると、未来の勢いある国の成長を取りこぼす可能性があります。

全世界ならば、分散性の高さから、引っ張る国はあっても未来の勢いある国の取りこぼしは、まずないからです。

皆様の参考になれば幸です。

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