2024年となり新NISAが始まりました。
新NISAでもクレジットカードで積立を行う、クレカ積立を実施している人がいると思います。
投資をしながらポイントも獲得でき、使いこなすことは非常に有用です。
業界で1つ突出していたSBI証券のクレカ積立ポイント付与率が改定されることになりました。
楽天証券で積立NISAの時からクレカ積立を実施してきました。
今回はクレカ積立についてです。
よりポイント付与率の良い証券会社を探すことも重要です。
投資をしながら獲得できるポイントに対する考え方、幅を広げるための参考になります。
皆様の参考になれば幸いです。
改定内容
改定内容と記載しましたが、改悪という内容です。
2024年11月1日買付分からの適用となります。
上限額の月5万円から月10万円へ引き上げに伴い、クレカ積立のポイント付与率も変更されました。
2024年5月買付分(4月10日まで設定分)から2024年10月買付分(9月10日まで設定分)は以下の付与率です。
カード種類 | ポイント付与率 |
---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 5.0% |
三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 1.0% |
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ | 0.5% |
2024年11月1日買付分からの付与率は以下となります。
カード種類 | 年間カード利用額 | ポイント付与率 |
---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% |
300万円以上 | 2.0% | |
300万円未満 | 1.0% | |
三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 100万円以上 | 1.0% |
10万円以上 | 0.75% | |
10万円未満 | 0.0% | |
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ(NL) | 10万円以上 | 0.5% |
10万円未満 | 0.0% |
カードと利用額に応じてポイント付与率が決まります。
- ポイント付与率はカードの種類と利用額の組み合わせ
- 利用額にはクレカ積立額が含まれない
- 最大付与率が5%から3%へ変更
三井住友カード(NL)でクレカ積立のみを実施している場合、ポイント付与率は0.0%となります。
楽天証券
比較される楽天証券のクレカ積立についてです。
楽天証券の場合は、カードの種類と手数料の組み合わせで決まります。
2024年3月時点での楽天証券のクレカ積立は、以下のポイント付与率となります。
カード種類 | 代行手数料 | ポイント付与率 |
---|---|---|
楽天プレミアムカード | 年率0.4%(税込)以上 | 1.0% |
年率0.4%(税込)未満 | 1.0% | |
楽天ゴールドカード | 年率0.4%(税込)以上 | 1.0% |
年率0.4%(税込)未満 | 0.75% | |
楽天カード | 年率0.4%(税込)以上 | 1.0% |
年率0.4%(税込)未満 | 0.5% |
有名どころの以下を購入している場合は、年率0.4%(税込)未満に該当します。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
楽天カードで積立をしていた場合は、付与利率が0.5%となります。
ポイントはオマケ
ポイントはすべて企業の一存で決まります。
各社が利用者を獲得しようとして、提供しているキャンペーンにすぎないからです。
マイナポイントのように国が主導しているものではありません。
極端に考えると、企業が明日から止めるということも可能です。
期間が明示されていないキャンペーンのようなものです。
企業の財務状況と体力が続く限りは続けることは可能ですが、継続を続けるかどうかすべて企業側に決定権があります。
また、投資をしながらポイントを貰えている状況は、利用者にとって都合が良すぎる状態です。
さらに、証券会社の利益になりづらい商品を購入して、かつ最大5%のポイントが付与されていた場合、企業に無理を強いている状況です。
ポイントは優良な投資商品が購入することで得ていたオマケです。
長期的に付き合える証券会社
ポイントよりも重要なことは長期的に付き合える証券会社であるかどうかです。
なぜなら、新NISAの期間が無制限だからです。
- 非課税保有期間の無期限化
- 口座開設期間の恒久化
老後資金を作ることなどを考慮しても10年、20年と投資を続ける必要があります。
獲得できるうちにポイントを貰うということも重要です。
より重要なことは、10年、20年と長期的に付き合えることが可能な証券会社であることです。
- 低コストな優良商品を扱っている
- 取り扱い商品数
- ネット証券
- 使いやすいデザイン
- 優良なサービス
SBI証券と楽天証券の2つになってきます。
今回、SBI証券のクレカ積立のポイント付与率が変更されました。
長期的に付き合える証券会社です。
企業側にとって無理のない範囲に戻すという内容になります。
まとめ
今回は、SBI証券のクレカ積立のポイント付与率変更についてです。
2024年11月1日買付分からの適用となります。
ポイントはオマケです。
カード種類 | 年間カード利用額 | ポイント付与率 |
---|---|---|
三井住友カード プラチナプリファード Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード | 500万円以上 | 3.0% |
300万円以上 | 2.0% | |
300万円未満 | 1.0% | |
三井住友カード ゴールド(NL) Oliveフレキシブルペイ ゴールド | 100万円以上 | 1.0% |
10万円以上 | 0.75% | |
10万円未満 | 0.0% | |
三井住友カード(NL) Oliveフレキシブルペイ(NL) | 10万円以上 | 0.5% |
10万円未満 | 0.0% |
カードと利用額に応じてポイント付与率が決まります。
- ポイント付与率はカードの種類と利用額の組み合わせ
- 利用額にはクレカ積立額が含まれない
- 最大付与率が5%から3%へ変更
ポイントはすべて企業の一存で決まります。
各社が利用者を獲得しようとして、提供しているキャンペーンにすぎないからです。
今回、SBI証券のクレカ積立のポイント付与率が変更されました。
長期的に付き合える証券会社です。
企業側にとって無理のない範囲に戻すという内容になります。
皆様の参考になれば幸いです。
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