将棋経験と投資の関連性を記載しました。
株主優待で有名な桐谷さんも、元プロ棋士です。
投資には将棋に近い部分があるからです。
約7年間の将棋の経験、お金や投資に関する本を10冊以上読み、約3年投資をしています。
積立NISA、iDeCoを活用して全世界のインデックス投資を中心に、国債、個別株、REIT、アメリカのETFもしています。
投資はこんな感じかとイメージを掴むことにつながります。
皆様のお役に立てれば幸いです。
持ち駒の活用
持ち駒の活用は、今ある資産の活用に役立ちました。
将棋は、取った相手の駒を好きに活用できます。
将棋のゴールは、相手の王様を詰ますこと、つまり、打ち取ることです。
ゴールを目指しながら、盤面の形勢を見て時に攻めたり、受けたり、自分の王様の守りを強化したりしていきます。
投資の世界には、アセットアロケーションという言葉があります。
将棋の持ち駒を活用するという経験があると、アセットアロケーションのイメージが掴みやすかったです。
アセットアロケーション
意味は、運用するお金をどんな金融資産(アセットクラス)をどのぐらいの割合で株や債券へ配分(アロケーション)するかを決めることです。
将棋に置き換えると、持ち駒を攻め、守りにどのくらいに活用するのかとなります。
将棋での経験により、アセットアロケーションが駒の活用であるとイメージしやすく、身近なものと捉えることができました。
3手の読み
3手の読みは、暴落への備えで役に立ちます。
将棋の世界では、3手の読みという言葉があります。
相手が自分にとって、1番厄介な手を返してくるから、切り返しを用意し対応できるようにすることです。
投資で1番厄介なのは、暴落と想定した場合です。
最悪な手を返して来ても、対応できる用意をしておく、保険をかけておくことです。
原因はすべて自分
将棋も投資も両方、最終的な意思決定は自分でしなければいけないことです。
責任は、相手に求めてはいけないということです。
将棋の場合、差し手を選ぶのは自分です。
手を決める時には、誰も助言をくれません。
それは、対戦相手も同じです。
無数にある手の中から、次の手として1つを自分自身で決める必要があります。
仮に悪手を指して負けた場合、その原因はすべて自分自身にあります。
悪手を指してしまった自分の判断力、読みの力が悪かったとなります。
研究した局面で、相手が研究以上の好手を出してきた場合は、自分の研究不足となります。
投資でも同じです。
投資の本でもよくあると思います。
「最後は自分のリスク許容額の範囲でお願いします」という記載を見た方は、いると思います。
投資したお金が、暴落によってなくなったとしても、誰も助けてはくれません。
仮に相手を信じて投資したとしても、投資の決断をしたのは、自分自身です。
妄信して裏取りを忘れてしまった自分の責任となります。
極端ですが、お金がなくなったとしても、だれも助けてはくれません。
将棋も投資も最終的な意思決定は、自分自身です。
自分で決めたことだから、相手に責任を求めてはいけないという点です。
まとめ
将棋の経験は、投資に有用です。
将棋と投資には関連性があります。
将棋をしていたことで、投資が限りなく将棋に近いと感じることができました。
- 持ち駒の活用 = 資産の活用 = アセットアロケーション
- 3手の読みによる最悪に想定しておくこと
- 最終的な意思決定は自分であるため原因はすべて自分にある
特に、3点について記載しました。
皆様のお役に立てれば幸いです。
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