これから、インデックス投資を始めて資産を増やしていきたいと思う人が居ると思います。
インデックス投資では、指数に連動して市場全体へ分散投資を行うことができ、便利で有用です。
しかし、インデックス投資の種類が増えています。
日本のTOPIX、アメリカのS&P500、アメリカ全体、新興国、先進国、全世界と様々な市場へ分散投資が、可能です。
数ある中でも、全世界へのインデックス投資を勧めます。
実際に、つみたてNISAで全世界へのインデックス投資をして、資産を増やしています。
全世界へ投資を実行し、お金の増やし方に関する本を10冊以上読み、全世界へのインデックス投資を勧める理由を掲載します。
メリットとしは、インデックス投資を決める参考になると思います。
基本に忠実
基本である分散投資に忠実で、分散性が高いからです。
投資する上のでの基本は、大きく3点です。
- 生活防衛資金の確保
- 節約
- 分散投資
お金の増やし方に関する本を10冊以上読むと大きく3点については、頻度に記載されています。
生活防衛資金は、現金での確保です。
何かあっと時のため、即時に対応できるための資金は必要です。
節約は、投資のための資金作りです。
全世界へのインデックス投資を勧める理由は、3番目の分散投資です。
基本に忠実に投資を行うと考えた場合、全世界へのインデックス投資となります。
全世界への投資が、最大の分散投資となります。
分散投資
リスクを減らすための投資方法です。
卵を1つのかごに入れないことです。
すべての卵を1つのかごに入れるとかごを落とした場合、卵すべてがダメになります。
すべての資金を1社の株に集中させた場合、1社と命運を共にします。
倒産した場合、資金はなくなります。
- 資金すべてを東京電力ホールディングスへ集中させるとする
- 2011/3/11の株価は2,121円
- 2022/1/21の株価は297円
もし、老後の資金作りとして資金を東京電力へ集中させていた場合、老後の資金はないと思います。
分散投資をしていれば、東京電力の結果が悪かったとしても、他の会社がカバーしていたかもしれません。
リスクを減らすために、分散投資が必要です。
投資の基本ともなっています。
全世界インデックス投資のメリット
下記の2点です。
- 分散性が最大
- 予測が不要
順番に記載します。
分散性が最大
投資の基本である分散投資を、最大限に行うことができることです。
全世界へ投資するということは、下記のような国へまとめて投資できます。
アメリカ、中国、日本、イギリス、カナダ、インド、ブラジル等々へ投資できます。
基本である分散投資が最大であるため、守備範囲が広いです。
分散性が最大で、守備範囲が広く投資できることが、メリットです。
予測が不要
勢いのある国を予測せず、取りこぼしなく自動的に投資ができることです。
現状の経済では、アメリカが強いです。
- GDP1位
- GAFAのような巨大企業を有する
- 移民による人口増加
- イノベーション
- 基軸通貨ドル
例として、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を挙げます。
全世界のインデックス投資でも、構成の約60%は、アメリカです。
今後10年、20年間と勢いが、続くかについては誰にも分かりません。
未来は、誰にも分からないからです。
全世界であれば、国の勢いを予測する必要はありません。
勢いのある国がアメリカから他の国に変わった場合、構成比率が変わるだけです。
極端な話、アメリカで構成されている約60%が、別の勢いのある国に置き換わります。
全世界へのインデック投資をしていれば、構成内容が最も勢いのある国を中心に自動的に構成されます。
国の勢いを予測をしないで、投資をできます。
全世界インデックス投資のデメリット
メリットだけでなくデメリットもあります。
勢いのある国のリターンを最大限に受け取ることが、できないことです。
分散性が高く、守備範囲が広いゆえのデメリットです。
2021年で考えると、最も勢いがある国はアメリカです。
アメリカ以外の国が、足を引っ張ってしまっているからです。
先進国の場合、共通して高齢化が進んでいます。
特段、日本は高齢化、人口減少、イノベーションも起きていません。
日本は低成長であるため、アメリカの勢いを弱めてしまいます。
アメリカ全体へ投資した場合と比較して、リターンを最大に受け取ることができません。
アメリカ全体と比較して
全世界とアメリカ全体へのインデックス投資はどちらが優れているか比較されます。
優れているかどうかではなく、個人がどこに納得するかになると考えます。
極端な話、今後もずっとアメリカがGDP1位、イノベーションも起きる国と納得すればアメリカ全体となります。
15年、20年間もアメリカの勢いが、継続するか不明です。
全世界へ投資していれば、基本に忠実で分散投資の効果が最大、予測の手間も不要です。
仮にアメリカの勢いが今後も継続していた場合、全世界なら勢いを取りこぼすことはないです。
アメリカ全体よりも、全世界のメリットに納得できるなら、全世界へのインデックス投資となります。
最終的には、個人がどこに納得するかとなります。
最後に
全世界へのインデックス投資を勧める理由を掲載しました。
- 生活防衛資金の確保
- 節約
- 分散投資
基本に忠実に投資を行うと考えた場合、全世界へのインデックス投資となります。
全世界への投資が、最大の分散投資となります。
分散投資は、リスクを減らすための投資方法です。
卵を1つのかごに入れないことです。
すべての卵を1つのかごに入れると、かごを落とした場合、卵すべてがダメになります。
- 資金すべてを東京電力ホールディングスへ集中させるとする
- 2011/3/11の株価は2,121円
- 2022/1/21の株価は297円
老後の資金作りとして資金を東京電力へ集中させていた場合、老後の資金はないと思います。
分散投資をしていれば、他の会社がカバーしていたかもしれません。
- 分散性が最大
- 予測が不要
全世界へのインデックスであれば、投資の基本である分散投資が、最大です。
アメリカ、中国、日本、イギリス、カナダ、インド、ブラジル等々へ1本で投資できます。
さらに、勢いのある国を予測せず、取りこぼしなく投資ができことです。
全世界へのインデック投資をしていれば、構成内容が、最も勢いのある国を中心に自動的に構成されます。
現在、勢いのある国はアメリカです。
- GDP1位
- GAFAのような巨大企業を有する
- 移民による人口増加
- イノベーション
- 基軸通貨ドル
仮に勢いのある国がアメリカから他の国に変わった場合、構成比率が変わるだけです。
極端な話、アメリカで構成されている約60%が、別の勢いのある国に置き換わります。
- 勢いのある国のリターンを最大限に受け取ることができない
アメリカ以外の国が、足を引っ張っているからです。
分散性が高いため、低成長な国も含まれおりアメリカの足を引っ張っています。
アメリカ全体へ投資した場合と比較して、リターンを最大に受け取ることができません。
全世界とアメリカ全体へのインデックス投資はどちらが優れているか比較されます。
優れているかどうかではなく、個人がどこに納得するかになると考えます。
アメリカの勢いが継続することに納得できれば、アメリカ全体となります。
全世界のメリットの方が納得できるならば、全世界となります。
全世界へのインデックス投資は、数ある投資方法の1つの方法です。
必ずしも、全世界である必要はありません。
自身が、アメリカ、先進国などの成長を信じるならそれで良しとなります。
心苦しいですが、最終的な判断は自己の判断になります。
ご了承ください。
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