2024年には新NISAが開始されます。
少子高齢化、人口減少が始まっている日本にとって、投資を通しての資産形成は必要になります。
社会保障を維持するための増税は、今後行われる可能性が高いです。
個人の老後不安を解消するためにも新NISA、iDeCoを活用した投資はより重要性を増していきます。
一時的に話題となった老後2,000万円問題のように老後の不安を抱えていました。
不安を解消するため、積立NISA、iDeCoを活用して投資をしてきました。
投資に回す資金を作るため、格安SIM、楽天経済圏、マイナポイントのようなポイ活、転職をしてきました。
先人達のアドバイスを元に試行錯誤をして投資をしてきました。
投資期間15年から20年を目標にしています。
まだまだ新人かつ、目標期間の半分も来ていませんが、投資期間が長期にわたる悩み、続けるためのコツ、試行錯誤を知れます。
皆様の参考になれば幸いです。
1年から2年目の投資は基本のみ
先人達の教えを愚直に実行していました。
- ネット証券(楽天証券、SBI証券)で口座開設
- リスク資産はインデックス投資
- 無リスク資産は国債変動10年(または現金)
- 積立NISAとiDeCoを活用したインデックス投資
初めての証券口座の開設で戸惑っていました。
何よりも面倒くさいと感じていました。
口座開設時に指定する特定口座などの意味が分からず、面倒くさかったです。
お金と老後の不安を断ち切ることを優先して面倒という感情を抑え込みました。
積立の設定後は、自動的に投資を実行できるため、設定後はただ続けるだけです。
証券口座での評価額に一喜一憂していました。
3年目に感じ悩み
悩みは生活が豊かになったという実感がないということです。
投資を開始して順調に評価額はプラスとなっていました。
ここで感じるのが、生活が豊かになっていないということです。
自由に使えるお金が増えてないということです。
1万円を投資して評価額はプラス1,000円となっています。
ただ、このプラス1,000円は売却して初めて獲得できます。
投資することで保有している資産額が増えるのですが、収入は増加していません。
売却しない限りは自由に使えるお金が獲得できません。
目的は老後資金のためです。
15年から20年後に使用するお金です。
目的を考えれば、当然、現在の生活は豊かにはなりません。
目的の考慮が甘く、投資をしているから生活が豊かになって欲しいという願望の折り合いで悩みました。
予期せぬコロナショック
投資目的と願望との折り合いについての悩みを抱えている中で、発生したのがコロナショックです。
評価額はマイナスとなっていました。
意識して証券口座を見ないようにしていました。
衝動的に売りたいという欲望、焦りはありませんでした。
なぜなら、基本や定跡とも呼べる先人達の教えに徹した投資をしていたからです。
特に無リスク資産の国債変動10年の存在が大きかったです。
- 元本を割らない
- 下限金利0.05%
- 発行から1年経過後であれば途中換金可能
- 市場金利の上昇があれば金利が上がる(ある程度インフレに強い)
ショック時は、株に代わり国債変動10年が元本を割らずにお金を増やしているという事実が支えとなりました。
暴落を経験してきた中で洗練されてきた先人達の教えです。
教えを実践しているから問題ない、ゆっくりと回復を待てるという安心感をくれました。
4年目からはコアとサテライト投資
投資をしているから生活を良くしたいという願望の折り合い方が、コアとサテライト投資です。
- コアをインデックス投資で資産を増やす投資
- サテライトをETFと個別株で配当金を得る投資
コアとなる基本をまずは実行して、更に余ったお金でサテライト投資の実行です。
金額としては年換算で1,000円から3,000円のといった少額ですが、配当金による収入が増えてきました。
不思議なもので、配当金が入り始めると自由に使えるお金が増えたと実感して豊かになったと感じるようになりました。
賞与、ポイ活で獲得した資金をETF、個別株へ投資して、配当金を増やしています。
分散という意味も兼ねて、アメリカと日本のETFと個別株へ投資をしています。
特にアメリカのETFは見つけやすかったです。
当時、書店の投資コーナーでは米国投資が特集されていました。
2、3冊を読むとサテライト投資で活用できそうなETFを見つけることができました。
コア部分により資産全体は増加、サテライト部分により収入が増加しています。
まとめ
今回は投資期間がまもなく5年目に突入する過程で実感した悩み、続けるためのコツ、試行錯誤についてです。
1年目から2年目は基本に忠実な投資です。
- ネット証券(楽天証券、SBI証券)で口座開設
- リスク資産はインデックス投資
- 無リスク資産は国債変動10年(または現金)
- 積立NISAとiDeCoを活用したインデックス投資
3年目から投資目的と実生活との折り合いの付け方の悩みです。
その過程でコロナショックを経験しました。
4年目から現在までは、コアとサテライト投資の併用です。
皆様の参考になれば幸いです。
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