5月となり令和5年度が始まり1ヶ月が経過しました。
今回は、4月に実施された値上げについてです。
紙の保険証を使用すると医療費で損をします。
ちょっとした損ですが、最近は物価も上がっているため家計へダメージを与えます。
損を回避したい人、値上げについて知りたい人は参考になります。
皆様の参考になれば幸いです。
受診料の値上げ
令和5年(2023年)の4月から、窓口負担3割の場合として初診と再診時に現行より6円上乗せとなりました。
保険証を使用すると令和5年の3月と比較して、病院で支払う料金が6円増えたということです。
値上げの大きな理由は、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」の普及のためです。
マイナンバーカードの申請状況は、約76.8%です。
マイナ保険証を利用した人は10%未満です。
仮に月に1回は通院している場合、令和5年(2023年)の4月からは年間で48円多く支払うことになります。
週に1回は通院している場合だと、令和5年(2023年)の4月からは年間で192円多く支払うことになります。
令和5年(2023年)の4月からは、紙の保険証を使用すると6円損をすることになります。
回避策
マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」を使用することです。
マイナ保険証は従来と同じ窓口負担(料金)となります。
6円値上げされる前の状態です。
保険証とマイナ保険証の窓口負担を比較したものが以下になります。
マイナ保険証は、初診料6円、再診料0円の値上げ前の変更なしです。
2022年10月の改定によりマイナ保険証の方が安い
マイナンバーカードを使うと医療費が高くなるという勘違いは、2022年10月の改定で解決済みです。
しかもマイナ保険証を使用した方が、初診料は安いという状況でした。
- 窓口負担3割の場合2022年の9月まではマイナ保険証の方が高かったのですが、改定により2022年10月からはマイナ保険証の方が安いです。
- マイナ保険証を使うと6円が初診料へ加算
- 保険証を使うと12円が初診料へ加算
2022年の9月まではマイナ保険証の方が高かったのですが、改定により2022年10月からはマイナ保険証の方が安いです。
既に勘違いは、解決済みです。
塵は積もると厄介
保険証を使用するとこれまでよりも6円余計に払うため、若干の損をします。
金額だけを考えれば小さなことです。
ただ、塵が積もると山となります。
小さな塵が積もることによって、お金が減っていきます。
払わなくて良いものは、払わない方がお金は貯まります。
6円余計に払うことを見逃すと、10円または100円余分に払うことを見逃す可能性も高くなります。
余計に支払う金額が、増えていきお金は貯まらず、財布、銀行口座の金額は寂しいままです。
塵を積もらせるのは厄介です。
まとめ
4月からは保険証を使用すると若干の損をします。
マイナ保険証を進めるため、値上げが実施されました。
マイナ保険証は、値上げ前の状態で据え置きです。
もし、マイナンバーカードを持っていた場合は、マイナ保険証の利用を検討してみてはいかがでしょうか。
皆様の参考になれば幸いです。
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