一時期、注目された老後2,000万円問題のように、老後の資金の問題は誰に対しても重要なものです。
しかし、老後の資金は、具体的にいくら必要であるかを正確には分かりません。
なぜなら、生きる年数が正確ではないからです。
生きる年数が正確に分かれば、定年までの年数が分かり、年間の生活費から老後の資金が、計算できます。
正確ではないですが、現時点でのおおよその余命を調べました。
おおよその余命を知った方法、老後の余命を計算した方法、多くの人が人生の最後で後悔すること、生き方を真剣に考える理由を知ることができます。
現状にもやもやして人生このままで良いのだろうかと考えているかたは、真剣に考えるきっかけとなるかもしれません。
また、おおよその余命を知って老後資金を概算することもできます。
余命を知る理由
老後の生活資金を準備するためです。
一時期、話題となった老後2,000万円問題のように老後の生活に苦労したくないです。
老後の資金で厄介なことは、老後に必要になる金額がはっきりとしていないことです。
はっきりとしない原因は、余命です。
定年後の余命が、10年、20年なのか分かりません。
現在の自分の余命が分かれば、おおよその定年後の余命が分かります。
老後資金は、定年後の余命 × 生活費で概算できます。
おおよその年間の生活費が分かっています。
余命がおおよそでも分かれば、老後資金を概算できます。
今回、余命を調べました。
余命は46年以上
自身の余命は、46年よりも長いという結果でした。
余命を調べるため、大樹生命保険株式会社の長生き診断を使いました。
食事、運動などの質問に回答していき、同年代の余命と比較した結果が表示されます。
同世代の余命よりも自身は、長いという診断結果でした。
30代の男性であるため、35歳の平均余命46年よりも長いという結果でした。
おおよその定年後の余命は、以下です。
- 定年を65歳とする
- 現在の年齢を35歳とする
- 定年までの年数 = 65歳 - 35歳 = 30年
- 定年後の余命 = 46年 - 30年 = 16年
長いという診断結果であることを考慮して同世代よりも3年ぐらい生きるとして、おおよそ19年が老後の余命です。
現在の生活をしていると自身の余命は、46年以上となります。
人生の最後で後悔すること
大きくは以下の2つです。
- もっと自分の気持ちに従えば良かった
- 働きすぎなければよかった
人生の終わりはいつかやってきます。
人は、老いていきます。
20代の体力は、50代の体にはありません。
また、筋力は30代を起点に低下していきます。
後悔なく生きるためには、やりたいこと、行ってみたい場所があるなら、今すぐやってみることが必要になります。
働きすぎて子どもやパートナーと過ごす時間が、十分ではなかったからです。
NHK総合テレビジョン『チコちゃんに叱られる』によると、子どもと生涯に過ごす時間は、以下です。
- 母親:約7年6ヶ月
- 父親:約3年4ヶ月
仕事をし過ぎれば、もっと子どもと過ごす時間は減っていきます。
余命をどうとらえるか
与えられた年数は、これぐらいなのかというイメージです。
現時点での余命は、46年以上です。
老後の余命が長いことを考慮すると約19年です。
言い換えると、私の人生に与えられた残り時間は46年で、老後の残り時間は19年となります。
老後の余命のうち2年間は1日中ベッドの上で点滴、チューブがつながった状態でいる可能性もあります。
あるいは、余命のうちに自由に自分の足で歩けなくなるかもしれません。
毎日、仕事をして愚痴を言いながら酒を飲んでも人生は残り46年ぐらいです。
真剣に人生や生き方について考えなければいけないです。
老後は約19年生きるとして、やりたいこと、行ってみたい場所ができるのかです。
定年まで30年は、余命46年の約65%に相当します。
余命の約65%は仕事が中心となります。
極端に考えた場合です。
与えられた人生の残り時間の使い方を考える必要があります。
まとめ
今回は、人生の余命についてです。
おおよそ老後に必要な資金を調べるため、余命を調べてみました。
質問に回答して、おおよそ現時点での余命が、分かります。
自身の場合は、46年よりも長いという結果でした。
定年後の余命を概算しました。
- 定年を65歳とする
- 現在の年齢を35歳とする
- 定年までの年数 = 65歳 - 35歳 = 30年
- 定年後の余命 = 46年 - 30年 = 16年
長いという診断結果であることを考慮して同世代よりも3年ぐらい生きるとして、おおよそ19年が老後の余命です。
余命を知った上で、与えられた人生の残り時間の使い方を考える必要があります。
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