IT業界に興味のある方、これからIT業界でエンジニアとして働きたいと考えている方へ向けてです。
仕事内容の需要を考慮して、IT業界でこれからも働くために2022年に転職しました。
転職した理由は開発経験を得つつ、より上流の仕事ができるようにするためです。
上流の第一歩としては、設計書の作成です。
転職して1年が経過しました。
特に2023年になってから過去にしていた仕事内容がプログラマーよりだったと実感しています。
プログラマーからエンジニアになるために苦労しています。
1つの体験としてプログラマーからエンジニアになるための壁を記載します。
皆様の参考になれば幸いです。
壁3選
プログラマーからエンジニアとなるために体験した壁(課題)3選です。
- コミュニケーション
- 文章作成力
- 設計方針(アルゴリズム)
エンジニアは、要件を設計に落とし込み誰でも読んで分かるように設計書を作成していきます。
相手となる対象が人です。
人が中心となると、誰が読んでも分かる資料を作る必要があります。
根本のシステム化するための要件を引き出すためのコミュニケーション力も必要になります。
要件を実現する方法が2通りあった場合、スピード、保守性、資源を考慮して選択して設計する必要があります。
プログラマーからエンジニアになる壁を乗り越えるために必要なことが経験です。
プログラミングスキルは、書店へ行って本を購入することで勉強して対応できます。
エンジニアになるために必要な壁3選は、対人能力に近い部分です。
コミュニケーション、文章作成力も創意工夫をして多くの人の反応を見ながら改善していくのが、近道です。
継続的な学習は必要かつ、ゴールが見えない部分です。
口下手、資料の作成も得意ではないし、かつ設計方針の知識もないため、壁の乗り越え方を確立できていません。
これまでの仕事
壁に当たった理由はこれまでプログラマーだったからです。
設計書を元にプログラミング、テストの実施をしていました。
一時期はプログラマーではなく、リーダーのサポートをしていました。
案件を任せてもらい、打ち合わせの日程や作業日程の調整、リリースに必要な申請、チームの窓口対応をしていました。
相手の要件を引き出すのではなく、YesまたはNoで完結するようなやり取りをしていました。
ITスキルも必要となるため、これまではITスキル中心として勉強していました。
自分だけで完結するようなことばかりしていました。
プログラマーとエンジニアの違い
明確な違いがある訳ではないですが、違いがあると以下になります。
- プログラマー:設計書を元にプログラミングをする
- エンジニア :要件を把握して設計を行う
プログラミングが仕事の中心となるのが、プログラマーです。
システムを作成して、機能のテストを行います。
エンジニアは、プログラマーを含めた総称に近いです。
エンジニアは料理のメニューを考案するイメージです。
プログラマーは、メニュー通りに作成していくイメージです。
違いは、打ち合わせを行い相手のシステム化したい要件をくみ取り、要件を実現するためのシステムの設計が中心です。
エンジニアがまったくプログラミングをしない訳ではありません。
エンジニアはプログラマーを兼ねる場合があります。
プログラミングはある程度のラインが理想
皆様がITでまず想像するのは、プログラミングです。
そしてプログラマーとエンジニアの仕事で共通している部分はプログラミングです。
プログラミングをどういう位置づけにするかです。
仕事観です。
- プログラミングが中心でずっとやっていきたい
- その他もできるようになりたい
プログラミングはあくまでも仕事の一部分です。
ある程度できるラインが理想です。
まったくできないと仕事になりません。
プログラミングしたものが読めないとレビューができない、既存を改修する部分が分からないからです。
60点以上から70点ぐらいが理想です。
まとめ
今回は、プログラマーからエンジニアになるための壁についてです。
- コミュニケーション
- 文章作成力
- 設計方針(アルゴリズム)
書店で本を購入して自己で完結するものばかりではありません。
多くの人に試しながら、創意工夫をして改善していくという場数が、最も重要です。
まだ、乗り越えるための方法を確立できていません。
プログラマーとエンジニアにはプログラミングという共通の部分があります。
プログラマからエンジニアになりたいと検討している方は、同じ壁に当たるかもしれません。
皆様の参考になれば幸いです。
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