今回は、市場を意識して転職した内容です。
IT業界でエンジニアとして働いていました。
エンジニアとして、働いている市場に不安を感じ資格を取得して、転職活動をしました。
転職して、市場を変えて別の会社でエンジニアとして働いています。
転職しようと考えている人に向けてです。
やりたいことがない場合は、市場を見ることを勧めます。
市場を見ることが必要な理由、その一例としてIT業界を掲載しています。
これからの転職活動の指針になります。
皆様のお役に立てれば幸いです。
少子高齢化による人口減少
日本の少子高齢化は進み、人口減少は避けられない現状です。
特に職業について限定すると、人口減少により発生する問題が、衰退する業界、職種の発生です。
例えば、国内での飲食店、スーパーマーケットなど、今後、厳しくなると考えています。
人口が減少すれば、人口全体として消費する食材、日用品の量は、減ります。
100人いれば、消費する食材、日用品が100です。
半分の50人になれば、消費する食材、日用品が50となります。
極端に考えた場合です。
極端な例に近い例が、コロナです。
コロナのため外食を控えて、需要が落ちて飲食店が閉店せざるおえない状況となったこともあります。
人口が減少すれば、需要が減少する業界が発生します。
需要が減り衰退する業界内では、いずれ少ない需要の奪い合い、早期退職者の募集などが始まる可能性もあります。
需要がありそうなIT業界
2030年にはIT人材が最大で79万人不足するというような発表もあります。
就職活動をしていた時も、今後はIT人材が不足しているという話を新聞、ニュースで見聞きしました。
不足するということは、需要に対して供給が追い付いていないということです。
また、人口の減少に伴い労働の担い手が少なくなり、全体の労働量が落ちるため、AI、ロボットの使用が必要になります。
全体の労働量が落ちると売上、利益の減少へとつながります。
特に流通、タクシーなどです。
ドライバーの数が減少すれば、運べる量、動かせるタクシーは減少します。
必要になるのが、自動運転です。
自動運転であれば、ドライバーは関係なくなります。
自動運転でもAIは使用され、ロボットを制御するためにもITは必要になります。
ITであれば、人口減少する中でも需要があり続ける可能性が高いです。
IT業界内でも需要のバラツキがある
IT業界へ入って感じたのが、IT業界でも需要のバラツキがあることです。
ITを活用しない業界は、ほぼありません。
金融、小売り、流通などの様々な業界でITが使われています。
COBOLに代用される汎用機を中心としたシステムの需要です。
新規システムを作る場合、COBOLを採用する可能性は低いです。
汎用機だと画面がないシステムとなります。
そして、需要が発生するケースとしては、みずほ銀行のようなシステム統合のようなケースです。
システム統合には、費用がかかります。
企業に潤沢な資金があれば、問題ありません。
多くの場合、資金がある訳ではありません。
転職エージェントの話によると、WEBサイトから申込をするようなシステムの需要が高いようです。
汎用機系の需要よりも、WEB系のシステムをできる需要が高いです。
あくまでも私が働いて感じた範囲のことです。
一言にIT業界と言っても、いくつかのパターンがあります。
パターンごとに需要にバラツキがあります。
やりたいことよりも市場
労働者は供給側であるため、需要がないと労働する場がなくなります。
労働する場を守るために転職しました。
市場の需要があるということは、市場が拡大する可能性が高いということです。
売上の規模が、拡大し続ける可能性です。
業績が右肩上がりとなり、場合によっては業績によって一時的な臨時ボーナスが支給される可能性もあります。
市場の需要に応えるため、実務により経験を積み、スキルが身に付きます。
経験とスキルがあれば、転職もしやすくなります。
衰退する市場内で別の会社へ移る場合、そもそも移る先がないということもあります。
今の居場所を守るために、足の引っ張り合いが始まります。
当時は汎用機系の仕事をしていました。
具体的にやりたいことが、ありませんでした。
転職活動をしていて、WEB系であれば今よりも市場の需要があると分かりました。
企業の求人票、面接、エージェントの話を通じて判断しました。
やりたいことをスキルアップにすり替えて、WEB系の市場へ移りました。
まとめ
今回は、市場を意識して転職した内容です。
少子高齢化による人口減少は、避けられないです。
人口減少により需要が減少する市場で、業界で働くよりも、市場の需要がある方へ移動しました。
労働者は、供給する側です。
市場の需要は、働く上で最終的に自分の身を守ることになります。
やりたいことよりも市場を意識して転職しました。
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