今回は、以前に記載したマニアック向けの第2段です。
藤井聡太が、タイトル「王将」を獲得し「19歳6か月」で「五冠」となりました。
五冠となり、最年少記録が28年5か月ぶりに更新されました。
更新前の最年少での五冠記録保持者は、羽生善治です。
記録を更新してより一層、将棋が注目されています。
伝統文化である将棋で活用する考え方は、人生の中で活きると思っています。
高校、大学と合わせて7年間と将棋をしていました。
現在は、細々とアプリで将棋をしています。
将棋の考え方は、生活、仕事で参考になっています。
将棋は、人生の縮図と実感し、第2段を記載しました。
皆様の参考になれば幸です。
将棋とは
縦9×横9 = 81マス上で8種類の駒が存在します。
8種類の駒(合計20枚)を使用して、相手の王様を詰ます伝統的なゲームです。
駒は下記になります。
まかひの将棋
高校、大学と合わせて7年間と将棋をしていました。
良くて大学時代で初段ぐらいです。
現在は、たまにタイトル戦を見たり、スマホのアプリで将棋をするぐらいです。
王様の囲い = 攻めるための守る
まずは、将棋の場合について記載し、次に現実に当てはめた場合で記載しています。
将棋の場合
将棋では、囲いがあります。
下記のようにイメージしてください。
将棋の勝ち負けを決めるのは、王将または玉将です。
勝ち負けを決める駒の守備が弱いと、強く相手を攻めることが難しくなります。
攻めると相手へ駒を渡してしまいます。
仮に、駒を点数化すると下記のようになります。
王将または玉将は、勝ち負けを決める駒のため、除外しています。
例えば桂馬で相手を攻めると、桂馬よりも価値の高い駒である銀将、金将、角行、飛車と交換になります。
4点の価値の駒で、4点以上の価値の駒を獲得できれば相手の点数が落ちて戦力の低下となります。
囲いが薄いと、相手へ渡す駒によっては、守りの弱さを突く厳しい反撃を受けます。
王将または玉将の守りが銀将と金将の1枚ずつの計2枚だとすると、守りの点数は11点です。
香車と桂馬が2枚ずつの計4枚あると、点数は14点です。
相手へ香車と桂馬を2枚ずつ渡すと、守りが崩されてしまいます。
守りが崩されると、即詰みをとなってしまい負けてしまう場合があります。
もし、守りが銀将(1枚)と金将(2枚)の計3枚だった場合、守りの点数は17点です。
今度は、守りを崩されず、まだまだ攻めることができます。
攻めるためには、きちんと守る必要があります。
次に現実に当てはめた場合
仮に現実世界に当てはめると下記になると考えます。
広く捉えると「転職活動、副業 = 収入アップ、待遇向上の攻め」です。
強く攻めるためには、王様をきちんと囲う必要があります。
囲いが強いということは、守りが強く、攻めへ専念できます。
会社を辞めての転職活動は、守りが薄い状況です。
収入が止まってしまい、転職活動に専念できません。
投資、新規ビジネスでも当てはまると考えます。
広く捉えると「投資 = お金を増やす攻め」、「新規ビジネス = 利益拡大の攻め」となります。
評価額のマイナス、新規ビジネスの失敗ということがあります。
今ある物の守りをしっかりとすることで、攻めにへつながります。
守りがしっかりとしているからこそ、強く攻めたり、攻めへ専念することができます。
決断する = マイナスになる手を選ばない
同様に将棋の場合について記載し、次に現実に当てはめた場合で記載しています。
将棋の場合
プラスとなる選択よりも、マイナス(損)がない手を選ぶことです。
将棋では、好手を選択するよりもマイナスにならない手を選ぶことで勝ちへつながりやすくなります。
将棋では、自分の手番が来ると必ず駒を動かします。
パスができません。
最善手を選択できれば良いのですが、そう上手くはいきません。
局面が進行すると、プラスとなる手が減っていきます。
囲いを堅くする手や、攻めの陣形を整えるプラスとなる手が減っていきます。
相手も攻めの陣形を見て、迎え撃つ最善形で待ち構えていたりします。
プラスとなる手が減っていけば、ミスや誤った手を選択してしまいます。
最悪の場合、悪手を選択してしまい、一気に負けとなってしまいます。
マイナスとならない手を選択して現状へ影響を与えない方が、良いとなります。
決断するにあたり、マイナス(損)にならない手を選択するが重要となります。
次に現実に当てはめた場合
現実の場合、将棋と比べ明確でないことをご容赦ください。
選択肢があった場合、その人にとってマイナス(損)がない選択をすることです。
マイナス(損)にならないのは、どちらだと考えての決断です。
1ヶ月悩むということは、これからもどうしようと悩むだろう考えます。
悩む時間が、無駄になってしまう可能性もあります。
現在のネット証券だと、100円からも投資信託を購入できます。
100円を投資して投資は合わないと分かれば、これから先は投資で悩む必要がなくなります。
投資をしてみようという決断になります。
準備しておいて、何かマイナス(損)になるのかと考えて、無いとなります。
後で決まって慌てるよりかは、良いかもしれないとなります。
資格を取って役に立たなかったとしても、資格あってマイナス(損)にはならないです。
最悪、履歴書へ記載しようと思えばできます。
これは、一例です。
人によって、マイナス(損)の定義は変わります。
ここが、現実世界の難しいところです。
ご了承ください。
何かを選択する時は、プラスではなくマイナス(損)にならない決断もあると知っていただければ幸いです。
まとめ
マニアック向けの第2段です。
伝統文化である将棋で活用する考え方は、人生の中で活きると思っています。
下記の2点を記載しました。
- 王様の囲い = 攻めるための守り
- 決断する = マイナスになる手を選ばない
守りがしっかりとしているからこそ、強く攻めたり、攻めへ専念することができます。
将棋の勝ち負けを決めるのは、王将または玉将です。
勝ち負けを決める駒の守備が弱いと、強く相手を攻めることが難しくなります。
攻めると相手へ駒を渡してしまい、守りが崩壊します。
プラスとなる手が減っていけば、ミスや誤った手を選択してしまいます。
最悪の場合、悪手を選択してしまい、一気に負けとなってしまいます。
マイナスとならない手を選択して現状へ影響を与えない方が、良いとなります。
決断するにあたり、マイナス(損)にならない手を選択するが重要となります。
何か皆様の参考になれば幸です。
コメント