エンジニアについてです。
大学を卒業後、IT業界で汎用機系、Web系の開発を5年しています。
エンジニアとして開発してきた経験から個人的に思う必要な能力と資質についてです。
DXを推進するためエンジニアはこれからますます必要となり、需要もあると考えます。
魅力的に思える職種かもしれません。
コロナであっても一定の需要はありました。
万人向けかと言うと疑問があります。
エンジニアに限ったことではありませんが、必要な能力と資質があります。
実際に開発現場を経験して感じた必要な能力と資質についてです。
皆様の参考になれば幸いです。
前提
スペシャリストを目指さない場合のエンジニアにとって必要な能力です。
スペシャリストとは技術、分野の専門家です。
ネットワーク、データベース、インフラといったスペシャリストです。
スペシャリストにとって必要な能力は、その道のスキルです。
困った時にこの人に訊けば大丈夫、任せておけばやってくれると思われるぐらいその道のスキルに特化しています。
特化して突き抜けることが、何よりも必要です。
スペシャリストではないエンジニアに必要な能力と資質です。
そして個人の主観です。
ご容赦ください。
向上心
ITスキル向上のためです。
スマートフォン、クラウド、AIのように技術は常に変化しています。
データベース、Webデザイン、ネットワーク、プログラミングのように開発で必要なスキルは様々です。
スキルを習得するため、向上心は必要です。
- 昨日よりも今日は少しでも成長したい
- 必要なスキルのアンテナをはりこれは必要だからやってみよう
- Web系のプログラミングが弱いから強化する
3点のように思えるためには向上心が必要です。
人とうまくやる力
エンジニアにとって無用と思われるかもしれませんが、人とうまくやる力も必要です。
なぜなら、チームで開発を行うからです。
大抵の場合、仕事は1人で行わないからです。
開発をするためには、チームへ入ります。
チームを監督するリーダー、現場の開発に詳しいベテランのエンジニア、中堅や新人さんのようにチームには様々な人がいます。
チームのルールに従い、開発を進めます。
ITスキルがあったとしてもチームに加入した時には、ルールについて右も左も分からない現状です。
設計、開発、テストの過程で困ることもあります。
チームメンバーの協力を求める必要があります。
傍若無人な態度でメンバーに接すれば孤立して、開発を進めづらくなります。
サポートしたメンバーが開発で困った状態になったのに、あなたは見ないふりをして協力しないとチームでの信頼はなくなっていきます。
チームへ入るからこそ他人とうまくやる力は必要です。
調整力
エンジニアと言ってもチームリーダーのような管理する仕事、お客さんと一緒に打ち合わせへ参加することもあります。
開発規模が大きくなるほど、複数のチームが参加します。
開発を進めるためにチーム間、お客さんとの調整も必要になります。
- Aチームはもう急ぎ来週には開発を進めないといけない状況
- Bチームはそれは無理だ対応に2週間は必要でお客さんの承認もない
- お客さんは対応漏れがないようにしてほしい
各チーム急ぎ具合も違います。
今回の開発の主管チームでリーダーであれば、この状況で調整する必要があります。
お客さんを含めて事前の根回しは必要か、Bチームは2週間と言っているけど承認なしで準備できるギリギリのラインはどこだろうかを探る必要もあります。
自分が言うよりもベテランのあの人に言ってもらった方が影響力が強いから、まずAチームを冷静にさせるべきかと考える必要もあります。
開発するため調整力も必要です。
まとめ
今回はエンジニアにとって必要な必要な能力と資質についてです。
前提はスペシャリストではないことです。
スペシャリストは技術、スキルで突き抜けることが必要です。
スペシャリスト以外のエンジニアにとって必要な能力と資質についてです。
- 向上心
- 人とうまくやる力
- 調整力
皆様の参考になれば幸いです。
コメント