新NISAがスタートしました。
1,800万円の非課税枠の活用はこれからの日本ではより重要になります。
少子高齢化、社会保障の維持、インフレ、老後資金といった課題に対して、新NISAは有効になります。
投資がより活発になっていく可能性もあります。
SNSをとおして自身の投資成績が公表されることもあります。
成績を見ると羨ましいと感じる場面に直面することもあります。
他人の成績は、そこまで気になりません。
気にならない理由についてです。
皆様の参考になれば幸いです。
リスク許容度
リスク許容度の違いです。
リスク許容度が高いと、投資額も大きくなります。
投資額が100万円と1万円では、100万円の方がリターンとして獲得可能な金額が大きくなります。
投資の世界ではリスクは振れ幅のことを意味します。
リスクを20%とすると、プラス20%からマイナス20%の間の結果となります。
100万円を投資すると120万円から80万円の間
1万円を投資すると1.2万円から0.8万円の間
リスク許容度が高い人は、比較的大きなリターンとなるような結果となります。
反対にリスク許容度が低い人は、リターンは低い結果となります。
個人の属性
投資のリスク許容度に影響するのが、個人の属性です。
- 年齢
- 職業
- 収入
- 家族構成
20代と50代を比較した場合、一般的には20代の方がリスク許容度が高くなります。
仮に投資でマイナスとなったとしても、働く期間が長いためリカバリーが可能です。
50代は20代と比較して、残りの労働期間も短くなります。
投資でダメージを負った場合、再起不能となる可能性もあります。
ここに職業、収入、家族構成も関係してきます。
個人の属性が違うと、リスク許容度も変わってきます。
投資方針
方針も個人ごとによってことなります。
- 老後の資金作り
- 余剰資金での攻めの投資(最悪0円になっても良い)
- 堅実な資産運用
攻めは投機に近いです。
方針が攻めの場合の結果を老後の資金作りの方針で再現するのは厳しいです。
方針によって投資先の商品も違ってきます。
- 投資信託
- 個別株
- 不動産
- 国債
- FX
- 暗号資産
方針に合うような商品が選択されます。
また商品によっては99人の敗者、1人の勝者となることもあります。
方針が違う可能性もあるため、同じ結果とならないこともあります。
コインの表と裏
大きく優れた投資成績となったということは、大損をしていたという可能性があったとなります。
投資はリスクに見合うリターンとなるからです。
リスクをとれるかどうかは、個人によって違います。
- リスク許容度
- 個人の属性
- 投資方針
インデックス投資を除き、他人が記録した投資成績と同じ結果をそのまま得るというのは、難しいです。
リスク許容度、属性、投信方針が一致していなければ、優れた投資成績だとしても自身には合いません。
合わないことをすると無理となり、どこかで敗者、再起不能なダメージとなります。
まとめ
他人の投資成績が気にならない理由についてです。
個人の状況によって成績は違ってきます。
- リスク許容度
- 個人の属性
- 投資方針
他人の投資成績は魅力的に映ります。
ただ、個人によっては合わない投資手法という可能性もあります。
合わない手法を取って再起不能なダメージを負う方が最悪となります。
皆様の参考になれば幸いです。
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